アンカー工事

接着系アンカー(ケミカルアンカー)・金属系アンカーなど多種のアンカー工事にも対応しています。
橋梁の耐震補強には、湿潤面や水中にも施工可能なエポキシ樹脂系のアンカーがお勧めです。
土木建築の分野では、従来のハツリ~アンカー溶接~コンクリートの再打設といった工法よりも工期短縮が可能で精度も高いことから、ダム・護岸・道路・鉄道などにも需要が増えています。
ケミカルアンカーはコンクリートへの固着強度や耐アルカリ性に優れるため、様々な用途で用いられます。

接着系アンカー

例 ) 旭化成ケミカルセッターEX-350の施工手順

コンクリート等の母材に穿孔し、その孔底からノズルをゆっくりひきながら、でEX-EX-350を充填し、異形棒鋼をゆっくり回転させエアーをかまないように埋め込むことによって、高強度を短時間に高強度を有する硬化物となって異形棒鋼を固着します。

  1. 母材穿孔

作業工具・アンカー材料などを作業前に確認する。

  2. 孔内清掃

コンクリートの切粉をきれいに取り除く。
(1)集塵機または、ブロアーで切粉を取り除く。
(2)ブラシで内壁に付着している切粉を取り除く。
(3)再び集塵機かブロアーで切粉を取り除く。

  3. 樹脂注入

孔内にミキシングノズルを差込、孔底より樹脂を注入する。

  4. ボルト埋込

可視時間内にアンカーボルトを静かに回しながら押し込む。

  5. 硬化養生

適切な硬化養生時間をとり、可使時間から硬化時間までの間アンカーボルトを動かさない。


金属系アンカー

1. 準備

作業工具・アンカー材料などを作業前に確認する。

2. 穿孔

所定のビット径の選定を行い、穿孔深さ分をビットにマーキングし、マーキング位置まで穿孔する。

3. 穿孔内清掃

切粉を穿孔内に残らないように、ダストポンプorブロワー(もしくは掃除機)を用いて、清掃する。

4. アンカー挿入

アンカーを穿孔内へ差し込む。

5. 打込み

挿入したアンカーに対して軸方向に打撃を加え、先端部(くさび部)を拡張させる。

6. 完了

機器やアングル等、必要に応じた部材の取り付けを行う。


エポキシ樹脂注入

コンクリートに穴をあけた後に鉄筋を差し込み、補強します。その後、差し込んだ鉄筋を固定するためにエポキシ樹脂を注入します。



PAGE TOP






Copy Right(C)  株式会社LET'S All Rights Reserved.

Copy Right(C)  株式会社LET'S All Rights Reserved.